この10年でメディアはどう変化? 「携帯電話・スマホ=情報が早い」は3倍に | RBB TODAY
この調査では、「テレビ」「ラジオ」「新聞」「雑誌」「パソコン」「携帯・スマホ」「タブレット」の7ジャンルを総称して「メディア」として扱っている。15~69歳の男女2,543サンプル(東京637、大阪641、愛知644、高知621)の回答を集計した。
それによると、現在の「1日あたりメディア総接触時間」は393.8分で、昨年から10分強増加し、過去最大となっている。「携帯・スマホ」と「タブレット」のシェアは合計で29.3%と3割に迫る勢いで、メディア総接触時間を増加させた。「テレビ」「ラジオ」「新聞」「雑誌」も微増する一方、「パソコン」のみ減少している。「スマホ」の所有率は70.7%でほぼ横ばいだが、「タブレット」所有率は、昨年から10ポイント強上昇して38.8%となっている。
そのほかメディアでは、「テレビ」が「分かりやすく伝えてくれる」(2006年:58.9%→2016年:69.3%)、「ラジオ」が「生活者の声に耳を傾けてくれる感じ」(2006年:21.6%→2016年:30.0%)、「新聞」が「ポリシーやメッセージを感じる」(2006年:38.1%→2016年:48.3%)、「雑誌」が「センスがいい・カッコいい」(2006年:22.5%→2016年:30.8%)、「パソコン」が「斬新な情報が多い」(2006年:31.4%→2016年:41.3%)が上昇している。