厚生労働省の平成21年度の国民生活基礎調査によると、世帯年収500万円以下が56.6%となり、シェアの一番多いのが、年収200-300万円で13.9%、次いで300-400万円で13.3%、次いで100-200万円で12.7%となった。世帯の中央値(50%目)は427万円で、所得の平均は545.5万円。
2000万円のマンションを購入できるのは、人口の約5割の世帯だけです。3000万円のマンションが購入できるのは27.5%。
日本のマスマーケットは、年収400万円以下です。これまで広告屋が信じてきた、中流社会はもうどこにもありません。これが、ユニクロやGU、すき屋とか安いものが売れている本当の理由です。一昔前の激安は現代のマスマーケットです。
ちなみに平均世帯所得は、平成11年が626万円で2009年が547.5万円と約100万円ほど下落しています。今後も、給料の高い団塊の世代がどんどん退職していくことで、ますます平均所得は下落します。
これからは貧乏人向けの商売がポイントです。だって、この人たちはお金を使うから、ずっと貧乏なんだよ。お金持ちは、お金を使わないから、お金持ちなんだよ。
なんか末恐ろしいデータだな。詳しくは、厚生労働省のサイトで確認してね。