とりあえず、地震より3週間ほど経ち、仙台市の中心部では、徐々にではありますが平静を取り戻しつつあります。お店も徐々にではありますが、平常通りにオープンし始めましたし、ものも、さほど不足することなく、大体のものは買えるようになりました。
仕事は?
というと、徐々にではありますが、動きつつあります。ありがたいことです。仙台のクライアントは実は、全国に向けて仕事をしている企業は少なく、仙台のみのエリアでやられていた企業がほとんどなので、地元向けの広告はまだありません。たまたま、数少ない全国企業とか、東京の代理店さんとのつながりがあり、それが動いているのが実情です。
地方の広告の中心である印刷物・チラシに関しては、紙不足、インク不足でほとんど稼働していませんので、なぜか、TVCMとWEBが動いています。これが、近い未来の資源を有効利用していく広告の形なのでしょうか?。それはそれでいいと思いますが。
でも、仙台の出先企業(支店とか営業所)は、ライフラインから遠い業種のサービス業関係は、ほとんど閑古鳥で、社員の解雇やブランチの撤退などが相次いでいます。地元企業も、社屋や店が倒壊した会社さんは、社員を雇っていける状態ではなく、解雇が相次いでいます。
今後が失業で仕事も住居もなくなるといった3次被害が出始める頃だと思います。とりあえず、うちの会社はほとんど被害がなかったので、残った皆さんと共に、仙台を復興していかなければと思います。中には、ひどいことをしている会社さんもあります。分け合わず、独り占めで、しかも、地元企業ではない。そんなことにめげず、なんとか、残った皆様と一緒に頑張っていきますので・・・。