仙台市内で新築マンションを購入する場合、最も人気の高いエリアは「JR仙台駅東口」(宮城野区)、次いで「あすと長町」(太白区)であることが、広告代理店DGコミュニケーションズ仙台支社が行った仙台市民アンケートで分かった。
市内を24エリアに分け、住みたいと思う地区を複数回答で聞いた。
1位 仙台駅東口は28.2%(前回比1.7ポイント増)で、2006年の調査開始以来、9年連続で首位だった。
同エリアに魅力を感じる点(複数回答)は「仙台駅が徒歩圏」が68.6%で最も多く、「駅周辺の商業施設」(53.6%)「楽天Koboスタジアム宮城と野球観戦」(36.3%)が続いた。
2位 あすと長町は10.5ポイント増の25.3%。前回5位から順位を上げた。
3位 上杉(青葉区)
4位 泉中央(泉区)
5位 一番町(青葉区)の順だった。
吉野敦支社長は「駅東口は今も開発が進み、期待感が根強い。あすと長町は(11月に移転開業する)仙台市立病院の整備やイケア仙台のオープンなど街並みが目に見えてきた。両エリアとも住宅と商業地が集約され、利便性が高まったのが評価された」と分析する。
2015年開業の仙台市地下鉄東西線の駅のうち、「新築マンションの居住地として魅力のある駅」(複数回答)は、1位が仙台駅(22.3%)で以下、青葉通一番町駅(20.7%)、宮城野通駅(16.8%)だった。
調査は7月に実施。市内に住む20~60代の男女計1000人に調査票を渡し、全員から回答を得た。