全日本広告連盟(全広連)は4月19日、第13回「全広連鈴木三郎助地域クリエイティブ大賞」の選考委員会を開催した。同賞では地域のクリエイティブ活動の発展を図ることを目的に、全国各地の広告協会から優秀なクリエイティブ作品の推薦を募り、最優秀賞と優秀賞を選出している。
本年度の最優秀賞に選ばれたのは大阪広告協会による推薦で、南都銀行(奈良県)のテレビCM「南都家の一族」11篇。「遺産相続」で残された家族が紛糾する様子がテンポよくコミカルなストーリーで描かれている。
最優秀賞
「南都家の一族」11篇(南都銀行)テレビCM
「南都家の一族」遺産相続短編ドラマCM:予告篇&全篇
優秀賞には鹿児島広告協会が推薦した、日本ガスのテレビCM「あしたを、あかるく、あったかく。」「母と娘とごはん」篇、「父と息子とお風呂」篇の2篇が選出された。何気ない日常の心あたたまるエピソードを鹿児島出身の作曲家・吉俣良氏の曲にのせて市電が走る鹿児島の景色とともに描いた。
優秀賞
「あしたを、あかるく、あったかく。」2篇(日本ガス)テレビCM
「母と娘とごはん」篇
「父と息子とお風呂」篇
贈賞は5月16日に富山市で開催される、第67回全日本広告連盟富山大会の式典上で、行われる予定。